2024年から始まった新NISAは、多くの人が注目し、口座開設が進んでいます。しかし、実際にどれくらいの人が利用し、どれくらいの金額を投資しているのでしょうか?今回は、最新の確定データに基づき、新NISAの利用状況と積立額の実態を深掘りします。
新NISAの利用率は?
全体の口座数は約2,558万口座に上り、特に40代と50代での開設が多いことがわかります。人口比率で見ると、全体で24%もの人が新NISA口座を開設しており、30代に至っては3人に1人が利用しているという驚きのデータも出ています [03:39:15]。2020年以降、特に20代から60代の層で口座数が右肩上がりに増加しており、新NISAへの関心の高さが伺えます。
実際に投資している人はどれくらい?
口座を開設した人のうち、実際に投資を始めているのは全体の62%に留まっています [05:24:22]。日本全体で見ると、新NISAを使って投資しているのは約14.9%と、まだまだ伸びしろがある状況です [05:31:12]。
投資額の実態:少額投資が主流
最も気になる投資額ですが、年間投資額0円の層が全体の38.0%を占めています [07:07:34]。つまり、口座は開設したものの、まだ投資を始めていない人が少なくないということです。
実際に投資している人の中では、0円から60万円の少額投資が33.5%と次に多く、月5万円までの投資が主流であることがわかります [07:11:39]。一方で、年間120万円の満額投資をしている人はわずか5.4%に過ぎません [07:29:43]。
中央値を見ると、年間60万円までの範囲に収まっており、月3万円(年間36万円)程度が実質的な中央値と推測されます [07:37:41]。平均値は約65万円です [07:59:34]。
年代別の投資傾向
年代によって投資傾向に違いが見られます。
- 10代: 投資額の中央値は0円ですが、年間50万円(月4万円)程度が上位15%ラインです [09:25:35]。
- 20代: 年間60万円までの投資が突出しており、中央値は年間30万円(月2~3万円)です [09:51:39]。
- 30代: 年間60万円の投資が突出しており、中央値は年間40万円前後(月3~4万円)です [11:06:51]。
- 40代: 年間60万円までの投資が約70%を占め、中央値は年間約48万円(月4万円)です [12:22:06]。
- 50代: 年間60万円の突出が小さくなり、中央値は60万円弱(月5万円弱)です [13:14:48]。
- 60代: 年間60万円の突出がなくなり、年間240万円までの範囲が山となり、中央値は月2~3万円(年間30万円)程度です [14:13:58]。
- 70代・80代以上: 80代以上は口座開設のみの人が多く、投資額の中央値は0円となっています [15:21:40]。
売却状況:個別株の売却が目立つ
全体の売却率は約10%~15%で推移しています [17:00:27]。商品別に見ると、上場株式(個別株)の売却率が高い傾向にあります [17:20:13]。特に成長投資枠では上場株式の売却率が高く、20代での売却が多いことが特徴です [17:30:23]。一方で、積立投資枠の売却率は比較的低く、5%以下に留まっています [18:19:15]。
まとめ
新NISAの口座開設は順調に進んでいますが、実際に投資を始めている人や満額投資をしている人はまだ少数派です。少額から始める人が多く、年代によって投資額や売却の傾向が異なることが明らかになりました。
特に20代では、見切り発車で投資を始め、不安から手放してしまうケースがある可能性が示唆されています。これから新NISAを始める方、またはすでに始めている方も、商品選定と投資目的をしっかり決めることの重要性を再認識することが大切です [20:06:33]。

