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ゴールド長期分析:なぜ今、ゴールドが注目されるのか?

貴金属スペシャリストの池水氏とピボットの佐々木氏による「ゴールド長期分析」の動画では、ゴールドの価値が今後も上昇し続ける可能性について深く掘り下げられています。

「インゴルドレポート」が示す驚異の予測精度

池水氏が紹介する「インゴルドレポート」は、「In God We Trust」をもじった「In Gold We Trust」というタイトルが示す通り、ゴールドへの絶大な信頼を表現しています [01:31]。このレポートのゴールド価格予想は驚くほど正確で、2020年時点での2025年予想(ベースシナリオ:約2850ドル、強気シナリオ:3250ドル)が、現在のゴールド価格(3400ドル近く)とほぼ一致していると指摘されています [15:09]。

ゴールド価格上昇の主要因と今後の見通し

  • 過去の強気相場との比較: 1970年代や2000年代の強気相場と比較しても、現在の2020年代の強気相場はまだ上昇の余地があると考えられています。過去の強気相場では数百回の史上最高値更新があったのに対し、2020年代はまだ76回程度に留まっています [03:24]。
  • 米国の財政状況とドルの地位: トランプ政権下の財政赤字拡大や製造業の復興、そして準備通貨としてのドルの地位低下が、ゴールド価格を押し上げる強気材料となると分析されています [05:51]。
  • FRBの金利引き下げ: FRBが金利を引き下げた時期には、ゴールド価格が大幅に上昇する傾向があることが過去の事例から示されており、年末までに金利引き下げが2回あれば、さらなる強気材料となると予測されています [08:12]。
  • 中央銀行のゴールド購入: 新興国の中央銀行が3年連続で年間1000トン以上のゴールドを大量に購入していることも、供給量を減らし価格上昇を後押ししています [08:43]。
  • 通貨供給量とゴールドの価値: ゴールドの価格は通貨供給量で決まるとされ、世界のマネーストックが増加する一方で、ゴールドは増やすことができないため、長期的にその価値は上がり続けると強調されています [10:24]。
  • ブレトン・ウッズ体制下の試算: もし現在の経済を金本位制に戻した場合、ゴールドは1オンスあたり82,223ドル(約8万ドル)の価値になるという試算が紹介され、現在の通貨供給量の増大がいかに著しいかが示されています [12:09]。
  • 2030年のゴールド価格予想: レポートの2030年のベースシナリオでは4,821ドル、インフレシナリオでは8,900ドルまで上昇する可能性も示唆されています [15:46]。

ゴールド価格下落の可能性と投資スタンス

一時的な調整要因としては、中央銀行の買いの減少や投資家のリスク回避ポジションの縮小が挙げられますが、これらは短期的な要因であり、長期的な視点ではゴールドの価値上昇は続くと考えられています [17:26]。

池水氏は、インフレ対策として株とゴールドを半々で持つことが有効であると提言しています [17:39]。株は「お金を生み出す」もの、ゴールドは「価値を保存する」ものとして、それぞれのメリットを強調。マネーストックの増加が借金の増加に直結しており、債務危機が深刻化すれば、ゴールドは「爆発的に上がる」可能性があると予測しています [18:22]。

また、債券は現在のマーケットではほとんど持つ意味がないと強く示唆し、株と貴金属(ゴールド、プラチナ、シルバーなど)でポートフォリオを組む考え方にシフトすべきだと結論づけています [22:04]。

この動画は、ゴールドが単なる投資対象ではなく、通貨の価値が変動する現代において、その価値を保存する重要な役割を果たすことを示唆しています。

【2030年のゴールド金価。最大8900㌦まで上昇】レポートの予測が的中/過去の強気相場との比較/金利引き下げの影響/中央銀行の需要は衰えない/通貨価値は低下し続ける/4800ドルから8900ドル
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