ステップ | 項目 | ||
---|---|---|---|
ステップ 1 | いくら運用しますか? | ファイナンシャル プランニング | |
ステップ 2 | どのように運用しますか? | 投資戦略 | |
ステップ 3 | だれが運用しますか? | 商品選定 | |
ステップ 4 | どこで運用しますか? | 金融機関/口座選定 | ←本ブログは ここ!! |
方針:マネーセンスカレッジのチーム7%、アセットアロケーション運用・全世界投資を楽天経済圏も利用して実践していく。
管理人は、マネーセンスカレッジのチーム7パーセントの有料会員であり、そこでは金融機関はSBI証券、非課税口座は一般NISAが推奨されています。
一方、管理人はポイント活動も行っており、楽天経済圏を利用することで多くのポイントを獲得できることに気づきました。
こちらの記事では、金融機関・口座選定の基準を紹介しながら、チーム7%からの投資利益と、楽天経済圏からのポイント利益のどちらも目指します。
結論:「基本は楽天証券、指定銘柄ⅠはSBI証券も利用すべし。」
楽天証券(NISA/特定) | SBI証券(特定) | |
---|---|---|
積立投資 (NISA枠あり) | こっち! | |
積立投資 (NISA枠なし) | 月50,000円以下分と 指定銘柄Ⅱ~Ⅳはこっち! | 月50,000円越分の 指定銘柄Ⅰはこっち! |
一括投資 (NISA枠あり) | こっち! | |
一括投資 (NISA枠なし) | 指定銘柄Ⅱ~Ⅳはこっち! | 指定銘柄Ⅰはこっち! |
基本利用は購入ポイントの付与がある楽天証券とします。NISA枠がある場合は、積立資金も一括資金も楽天証券でよいです。NISA枠がない場合、月最大50,000円分と指定銘柄Ⅱ~Ⅳを楽天証券で、超える分の指定銘柄Ⅰに関しては、楽天証券での購入ポイントが付与されず、SBI証券の保有ポイント付与率の方が高いので、SBI証券で購入します。
結局は「SBI証券vs楽天証券」になる。
選定基準1:投資信託の取扱ファンドが充実している。
結論:優良ファンドの取扱いが多い証券会社がおすすめ。
銀行、信用金庫、信用組合は「ぼったくり」が多いので注意!!
各アセットにおいて、ファンドの選定基準は、名目/実質信託報酬が低い、マザーファンド純資産額が高い、信託財産留保額がない、決算を終えている、です。金融機関の選定については、これらのファンドを取り揃えていることが重要な条件になります。
選定基準2:投資信託を少額で購入ができる。
結論:チーム7%戦略が2,000円単位でできる100円積立対応のところがおすすめ。
証券会社ではSBI証券、楽天証券、マネックス証券、GMOクリック証券、松井証券、岡三オンライン証券、auカブコム証券の7社のみ。
投資信託を少額で積立投資できる証券会社は限られています。チーム7%の全世界投資・アセットアロケーション運用は8つアセットに投資していて、そのバランスは5%刻みで調整されています。毎月の積立額が多いのであれば最少積立金額は問題にはならないでしょうが、例えば、1投資信託=1,000円であれば、最低積立金額は1,000円÷5%=20,000円ですので、始めるハードルが高く、またこの後紹介するポイントについてのメリットを享受するのが難しいでしょう。もし1投資信託=100円であれば1ヶ月の最低積立金額は2,000円となりますので、より柔軟に積立できるのは毎月100円/1投資信託から積立できる証券会社ということになります。
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選定基準3:キャッシュポジションを預金口座に自動保管できる。
結論: 自動入出金(スイープ)サービスが使えるところがおすすめ。
対応している証券会社はSBI証券、楽天証券、auカブコム証券の3証券会社のみです。
チーム7%では、リーマンショックやコロナショックのように全世界的に金融不安に陥ったときなど、投資資金全体の安全性が脅かされたときに、投資資金を一時的に安全資産に退避させて危機回避を行います。こうした危機回避をした資金をプールしておく場所があると便利です。
危機回避をした資金(キャッシュポジション)の保管場所になるものは、MRF、銀行預金、預り金があります。しかし、MRFや預り金は元本保護はありませんので、同一金融機関で1,000万円までの元本保護がある銀行預金、さらに証券会社と提携銀行の間にスイープサービス(自動入出金)があると資金の入出金が容易にできます。
SBI証券―住信SBIネット銀行
SBIネット銀行では、SBIハイブリッド預金という口座をつくることができます。これはSBIネット銀行の普通預金口座とは別の隔離された口座で、SBI証券とスイープができます。
危機回避をした資金、ボーナスや保険金による一括資金、こうしたキャッシュポジションは、すぐ近くにあるとどうしても使いたいという誘惑がでてきます。投資が続かない原因の筆頭に上がってくるものですので、こうしたお金は物理的に隔離しておきます。
「SBI証券―SBIネット銀行」の場合はこうした考えを自動できます。給与口座⇒SBI証券は自動引落しサービスで、SBI証券⇔SBIハイブリッド預金はスイープで、という流れです。続けやすさを重視するならSBI証券がおすすめです。ただし、以降で説明する「楽天証券―楽天銀行」のポイントサービスや預金金利は逃すこととなります。
楽天証券―楽天銀行
また、「楽天証券―楽天銀行」でスイープの設定をすることをマネーブリッジというが、これをしておくことで楽天銀行の普通預金金利が0.1%になる。生活資金口座なら毎月何十万とお金が預けられているだろうから、楽天銀行にしておけばメガバンク等に比べれば高金利をもらえる。しかし、そうしたときには「SBI証券―SBIネット銀行」のようにキャッシュポジションを隔離管理ができないため、別の金融機関を用意する必要がある。おすすめは普通預金金利0.2%でゆうちょ銀行ATMなら利用時間内入出金手数料無料のあおぞら銀行バンク支店。
auカブコム証券―auじぶん銀行
「auカブコム証券―auじぶん銀行」もauマネーコネクトと呼ばれる、上記同様の自動入出金(スイープ)が可能です。auじぶん銀行の普通預金金利が0.1%になります。詳細はこちらの公式サイトから。
- 【きになるマネーセンス#298】投資を始めるならココ!おすすめ証券会社トップ2
- 【きになるマネーセンス#261】SBIHDと三井住友FGが業務提携。楽天証券買収は不発。メリットは?
SBI証券と楽天証券は使い分けるのがベスト!
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
選定基準1-1 :購入時ポイント | △ ※0.5%? | ○ ※1.0% |
選定基準1-2 :保有時ポイント | ○ ※0.050%(指定銘柄Ⅰ) | ○ ※0.048%(全銘柄) |
選定基準2-1 :積立設定 | ○ ※毎日設定 | △ ※複数日設定 |
選定基準2-2 :取崩設定 | 〇 ※隔月定額取崩し | 〇 ※毎月定率取崩し |
選定基準1:ポイント
SBI証券と楽天証券は投資信託に対してポイントの付与が
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【きになるマネーセンス#164】ポイント投資激戦!楽天証券vsSBI証券
保有時ポイント制度
結論:基本は楽天証券で、特定の銘柄はSBI証券で保有するとよさそうです。
SBI証券と楽天証券はともに、投資信託を持っておくだけでポイントが貯まる制度をもっています。年率は、SBI証券は銘柄ごとに1円単位0.01~0.2%、楽天証券は(銘柄または保有金額の条件はなく)10万円単位0.048%です。また付与されるポイントは、SBI証券はTポイント、楽天証券は楽天ポイントです。また、マネックス証券やauカブコム証券も保有時ポイント制度がありますが、主要ノーロード(販売手数料無料)投資信託に対する付与率はそれぞれ0.03%、0.00%と低率のため割愛します(詳細はこちらとこちらから)。
SBI証券(投信マイレージサービス)
投信マイレージサービス 公式サイトはこちらから
月間平均保有金額に応じてTポイントが翌月15日(ただし、非営業日は翌営業日)に付与されます。投資信託は通常銘柄、当社指定銘柄Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳのいずれに該当し、この銘柄分類ごとや保有金額ごとにポイント付与率が年率0.01~0.2%と変わります。銘柄分類はこちらから。主要ノーロード(販売手数料無料)投資信託のポイント還元率(年率)は次の通りです。
日本国債券 | 先進国債券 | 新興国債券 | 日本国株式 | 先進国株式 | 新興国株式 | 国内リート | 国外リート | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim | 0.03% | 0.05% | – | 0.05% | 0.03% | 0.05% | 0.05% | 0.05% |
たわらノーロード | 0.05% | 0.05% | – | 0.05% | 0.03% | 0.10% | 0.05% | 0.05% |
iFree | 0.05% | – | 0.05% | 0.05% | – | 0.10% | 0.10% | 0.10% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ | 0.03% | – | – | 0.05% | – | 0.05% | 0.05% | 0.05% |
楽天証券(ハッピープログラム)
ハッピープログラム 公式サイトはこちら
月間平均残高10万円ごとに4ptの楽天ポイントが翌々月2日(ただし、非営業日は翌営業日)に付与されます(年利0.048%)。すべての投資信託が対象です。
購入時ポイント制度
結論:購入時は楽天証券がお得です。
クレジットカードでの購入についてはこちらの記事もご参照ください。
SBI証券(制度なし)
SBI証券は残念ながら購入時の制度はありません。しかし、高島屋カードや三井住友カードでの取り扱いが検討されています(詳細はこちらやこちらから)。
楽天証券(ハッピープログラム他)
楽天カード決済公式サイトはこちらから
クレジットカードの楽天カードで購入することで、購入金額の1%のポイント付与を受けることができます。この方法で獲得できる1月の上限は購入額50,000円まで500ptです。
四つ目が購入の回数。楽天証券へらくらく入金、リアルタイム入金、自動入金(スイープ)で、3種×1日1回×1種3日=9回、楽天ポイントのランクに応じたポイント(1回あたり1-3pt)を獲得できます。
楽天証券積立設定
☑毎月01日指定5万円楽天カード決済設定
(自動入金2~3回目、らくらく入金3回・リアルタイム入金3回)
☑毎月13日を除く日にらくらく入金で1日100円を3日間※
☑毎月13日を除く日にリアルタイム入金で1日100円を3日間※
☑毎月27日と28日指定計0.15万円以上証券口座引落し設定
※印は毎月手動で行う必要がある。
利用時ポイント制度
SBI証券―Tポイント
結論:付与されたTポイントは再投資すべし。
楽天証券―楽天ポイント
結論:付与された楽天ポイントは1ptは再投資、1pt越は楽天カードの精算をし、浮いた現金を再投資すべし。
☑毎月13日指定500円以上証券口座引落し設定
☑ポイント1pt利用設定
☑毎月12日~20日(引落し銀行によって15日まで)に楽天カード支払い充当の手続きをする。
☑ポイント利用で浮いた現金を再投資する。
すべてのポイントを再投資してはいけない。
直接的に楽天ポイントを投資しても、楽天カードで支払いうようにポイントが付与されるわけではありません。しかし、これから紹介する楽天カード支払いの充当に利用するとポイント還元があるのです。これで浮いた現金を再投資すれば、間接的にポイント投資でポイント付与されます。ポイントが付く分でお得になるというわけです。
スーパーポイントアップ(SPU)
公式サイトはこちらから
楽天市場を利用することがある方はこの設定をしておくことをおすすめします。当ブログではふるさと納税をすることを推奨していますが、これに楽天市場はとても有益ですので、気になる方はこちらもご参考ください。
【毎月上限1ポイント利用する】という設定と、現金との合計500円以上の投資信託を購入することで、楽天市場でのお買い物で獲得できるポイントが+1倍(+1%)になります。ちなみに、設定するだけでSPUは達成ですので、ポイントが枯渇していてもOKです。
楽天カード支払い充当
公式サイトはこちらから
一番おすすめのポイント消費方法です。ポイント払い分に関しても1%のポイントが付くので、無駄がありません。 例えば10万円の楽天カード精算では、1万ポイント払いと9万円口座振替払いで 10万×1%=1,000ポイントがもらえます。ポイントが現金と同じ価値ということですね。毎月12~20日(引落し銀行によって15日まで)に手続きが必要で、楽天カードアプリやHPから簡単にできます。
選定基準2:自動売買サービス
結論:定期購入サービスと定期売却サービスがあるところがおすすめ。
どちらも対応している証券会社はSBI証券と楽天証券のみです。
チーム7%では定期定額積立て、いわゆるドルコスト平均法によって投資をしていきます。いつもお使いの銀行やクレジットカードから自動引落しの設定ができれば、一度の設定だけで便利に投資を続けることができます。毎月、投資するお金を証券会社の口座に振り込んで金融商品を購入することを考えると、買い忘れを防げてなにより楽ですね。売却するときも自動であるとよし。この設定ができるのがSBI証券と楽天証券のみです。定期売買の投資効果についてはこちらから。
Money Sence College 積立取崩関連Youtube動画一覧
【きになるマネーセンス#101】欲しかった機能がついに!SBI証券の投信積立がサービス大幅拡充
定期定額購入サービス
毎月積立ては主要証券会社の全てで対応しているが、利回りのよくなりやすい毎日積立てに対応しているのは主要証券会社で「SBI証券」・「マネックス証券」・「松井証券」の3社のみです。「マネックス証券」はさらに、積立金額を日額指定と月額指定で選ぶこともできます。
定期売却サービス
定期売却サービスがある証券会社は「SBI証券」と「楽天証券」の2社のみです。「SBI証券」は隔月設定もでき年金受取のない奇数月に設定することもできます。「楽天証券」利回りのよくなりやすい定率売却に対応しています。
口座
参考こちら
NISA口座種別
特定口座 | 一般NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|---|
投資信託の取扱銘柄 | 一般の投資信託 ※債券・REITの投資信託も購入可能 | 一般の投資信託 ※債券・REITの投資信託も購入可能 | 特定の投資信託 ※株式・バランスの投資信託が購入可能 |
年間投資可能額 | 無制限 | 120万円 | 40万円 |
購入方法 | 積立購入/一括購入 | 積立購入/一括購入 | 積立購入 |
非課税制度 | 損益通算 | 5年間非課税 | 20年間非課税 |
一般NISA
新NISA
つみたてNISA
NISA口座スケジュール
年 | おすすめ口座 |
---|---|
05年間 2019年~2023年(26歳~30歳) | 特定口座+一般NISA |
05年間 2024年~2028年(31歳~35歳) | 特定口座+新NISA |
14年間 2029年~2042年(36歳~49歳) | 特定口座+つみたてNISA |
xx年間 2043年~(50歳~) | 特定口座 |
2024年以前に開始するなら一般NISAを開設しましょう。
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【特定口座(源泉徴収あり)での確定申告】
複数の証券会社で取引している場合
✔損失が出た証券会社がある場合は損益通算・繰越控除ができる。
✔損益は「年間取引報告書」で確認できる。