珍しく推薦できる生命保険。「じぶんの積立」
「じぶんの積立」は明治安田生命のカンタン保険シリーズライト!の無配当災害保証付積立保険です。発売以来契約数を順調に重ねている人気保険で、元金確保、節税、良利率というメリットがあります。僕も、定期預金や個人向け国債と併しつつ、生活防衛資金の形成として使えると考えて、先日手続きしてきました。そこで今日はこの「じぶんの積立」について、そのメリットや手続きについてまとめてみます。
公式サイトはこちら→https://www.meijiyasuda.co.jp/find2/light/list/jibunnotumitate/
おススメブログはこちら→https://mrmarket-japan.com/tousihoka/seimeihoken/
元金確保される。
一般的に、積立型生命保険は満期を迎えずに解約する場合は、積立てた金額よりも低い金額となって返ってきます。元金割れになってしまうので、途中解約は最も避けなければいけないことなのです。しかし、「じぶんの積立」は解約返戻率が100%で、途中のいつ解約しても積み立て金額がそのまま返ってきます。もちろん明治安田生命保険が破綻したら約束されませんが、突発的な入り用があっても、取り崩して充てることができます。定期預金や個人向け国債と同じ元金確保性です。
節税ができる。
現在の所得税や住民税のシステムでは、掛け金が安いほど節税できる割合が高くなります。一般的に積立型の生命保険の掛け金は月1万円からのことが多いですが、「じぶんの積立」は月5,000円に設定できるので、払込期間の5年間は効率のよい節税ができます。しかし、生命保険料控除を既に使っているという人はメリットが薄くなってしまいます。定期預金や個人向け国債には節税はできません。
良利率である。
現在は低金利の時代で、定期預金や個人向けでは元本確保はできても、資産形成はできません。「じぶんの積立」も投資商品のような期待利回りではないものの、元本確保の商品としてはうれしい利率であります。月5,000円、払込期間5年、据置期間5年の同じ条件で比べると、定期預金や個人向け国債は年率0.1%と仮定して302,103円に対して、309,000円の満期保険金を受け取れます。
手続きのながれ。
手続き自体はそんなに難しくはありません。明治安田生命に資料請求すると、担当者から電話があります。都合のよい日に面談日を相談してください(日曜日にも設定してもらえました)。自宅でもカフェでもよいようです。保険の窓口のようなショップでは取扱いがありません。商品説明を受けて、個人情報や支払口座情報を登録できたら終了です。
ドアノック商品であることに注意。
ただ、注意が必要なのはこれががドアノック商品であること。僕ら契約者にはメリットばかりですが、保険会社にとってのメリットはなんでしょうか?答えは、面談の場で他の商品を紹介すること。必要ならば別の話ですが、それを断る言い訳は準備が必要です。オススメは、親族が保険会社に勤めていて、既に入っているということです。まあ、このデメリットがあっても、そもそものメリットと、カフェでコーヒーを飲めたことと、担当者がかわいいお姉ちゃんだったことで大満足でいい買い物でした。
火災保険
リベ大おすすめサービスのご紹介HP→https://liberaluni.com/recommended-services#i-12
見積条件:27歳・単身・居住用賃貸・鉄骨造・T構造・築年月1992年1月・専有面積23.76m2
サービス名/内容 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
楽天損保 リビングアシスト 家財補償:50万円 借家人賠償 :500万円 | 2年 6,690円 | 補償範囲が広め ライフスタイルに合わせて安いプランへ変更可 貯まった楽天ポイントを使える 24時間365日 安心の無料出張サービスつき |
全労済 住まいる共済 家財補償:300万円 借家人賠償 :500万円 | 1年 2,200円 | とにかく保険料を安くしたい賃貸の方向け ただし、破損・汚損には対応していない 見積もり時に不要な特約のチェックを外しましょう |
チューリッヒ少額短期保険 ミニケア賃貸保険 家財補償:100万円 借家人賠償 :1,000万円 | 1年 3,610円 | 内容の割に保証が厚い ただし、破損・汚損には対応していない 水害の保証がない。個人賠償特約付帯。 |
損保ジャパン日本興亜 THE 家財の保険ベーシック 家財補償:100万円 借家人賠償 :2,000万円 | 2年 4,288円 | ネットやLINEで連絡OK ホームページで保険金請求画面がわかりやすい Ⅰ型以外は破損・汚損が保証外 |
個人賠償特約
サービス名/内容 | 料金 |
---|---|
楽天損保 リビングアシスト | 2年 2,090円(計8,780円) |
全労済 住まいる共済 個人賠償:30,000万円 | 1年 2,200円(計4,500円) |
チューリッヒ少額短期保険 ミニケア賃貸保険 個人賠償:1,000万円 | 1年 0,000円(計3,610円) |
損保ジャパン日本興亜 THE 家財の保険ベーシック 個人賠償:1,000万円 | 2年 1,142円(計5,430円) |
楽天カード超かんたん保険 個人賠償プラン 個人賠償:10,000万円 | 1年 3,120円 |
社会保険
日本には手厚い社会保険制度があります。しっかりと制度を利用し、自らのファイナンシャルプランを立てていきましょう。
年金制度
加入状況、年金額の試算などは、誕生月に郵送される「ねんきん定期便」と、ネット版の「ねんきんネット」で確認できる。定期便が届いたらその情報でネットの登録をしておくことをオススメします。
https://www.nenkin.go.jp/service/nenkinkiroku/torikumi/teikibin/20150331-05.html
社会保険料の節減
会社員の場合、社会保険料を節約すれば毎月の給料の手取りが増えますが、しかし、将来もらえる年金や傷病手当金の減額につながります。手取り額の増えた分を貯めておくなど、生活防衛のファイナンシャルプランを立てておくことは必要です。
会社員の場合のポイントは、4月から6月までの平均給与です。多くの会社では月末締翌月払いでしょうから、3月から5月までの期間の工夫が1年の保険料負担を決めます。以下ではその工夫の方法をまとめました。
方法1:高所得者になる。
厚生年金保険料と健康保険料・介護保険料には保険料の上限額が設けられています (加入している社会保険組合によって多少異なります) 。
厚生年金保険料 4月から6月までの平均月収が605,000円以上 | 上限自己負担額56,730円 |
健康保険料 4月から6月までの平均月収が1,355,000円以上 | 上限自己負担額64,635円 |
介護保険料 4月から6月までの平均月収が1,355,000円以上 | 上限自己負担額10,425円 |
この上限額以上に社会保険料が天引きされることはありませんので、先にあげた収入以上になるにつれ年収に占める社会保険料の割合が下がってきます。
方法2:給与収入以外の収入を得る。
会社以外からの収入がいくらあろうとも、社会保険料には影響がありません。給与以外の収入が大きくなればなるほど、収入に占める社会保険料の割合が減りより社会保険料がお得になります。
方法3:残業代を減らす。
単純に4月から6月の給与を下げれば年間の社会保険料は節約できます。長期的な収入からみれば昇給などを辞退するのは得策ではありませんが、短期的な目で見ればこの期間の残業を抑えることはとても効果的です。昇進目的や将来的なビジョンを見据えて残業するなら話は別ですが、さっさと仕事を終わらせて、違うスキルを身につける時間や副業を行う時間に充てた方がよいでしょう。
方法4:選択制確定拠出年金に加入する。
選択制確定拠出年金に加入すれば掛け金は給与として受け取っていないことになりますので、社会保険料を節約することができます。注意としては「選択制」のみである点です。確定拠出年金の種類と節約効果についてまとめたのが下の表です。
企業型確定拠出年金のうち、選択制 | 税金と社会保険料の両方節約可能 |
企業型確定拠出年金のうち、マッチング拠出 | 税金のみ |
個人型確定拠出年金 | 税金のみ |
しかし万能に思える選択制確定拠出年金ですが、すべての会社が制度として採用しているわけではありませんので、制度がある会社にお勤めの場合は有効利用したいですね。
方法5:保険料の従業員負担割合が少ない会社に勤める。
健康保険は協会けんぽと組合健保の2種類があります。
協会けんぽ(全国健康保険協会):主に中小企業向けで都道府県が運営
組合健保:主に大企業向けで自分たちで運営
協会けんぽは先ほど紹介したように「労使折半」なので会社負担分と従業員負担分は同じ割合です。一方、組合健保は自分たちで自由に設定できます。
社会保険料の免除
育児休業
免除される期間については、『育児休業等開始月から終了予定日の翌日の月の前月(育児休業終了日が月の末日の場合は育児休業終了月)まで』となっています。これはつまり、月末まで休業していた場合はその月分は免除、月の途中で復職した場合はその月分は免除にならない、ということなんです。男性が育児休業を取得した場合も、もちろん免除になります。
1月10日~1月25日の休業の場合 | 1月分の社会保険料は免除なし |
1月16日~1月31日の休業の場合 | 1月分の社会保険料は免除あり |
同じ休業日数でも、月末を含むかどうかで1か月分の保険料免除を受けられるかどうかが変わっちゃうんです。
・2回に分けて取得
・1回目は出産月〜翌月の末日まで
・2回目はボーナス月の最終営業日〜月初の営業日前日まで
iDeCo
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