資産運用 asset management 金融 finance

【詐欺撲滅】ぼったくりを避ける正しい投資信託の選び方。

資産運用 asset management
ステップ項目
ステップ
1
いくら運用しますか?ファイナンシャル
プランニング
ステップ
2
どのように運用しますか?投資戦略
ステップ
3
だれが運用しますか?商品選定←本ブログは
ここ!!
ステップ
4
どこで運用しますか?金融機関/口座選定

管理人は、マネーセンスカレッジのチーム7パーセントの有料会員であり、そこではいわゆる推奨ファンドがあります。

投資信託(fund)とは、投資家から資金を集めて、その資金で金融資産に投資する、という仕組みをもつ金融商品です。

個別金融商品の多くは一つの銘柄の購入に何十万の資金が必要ですが、投資信託を利用すると、投資を信託すること、さらにその手数料を対価に、「少額で」そして「複数の」金融商品に投資ができるようになります(分散投資についてはこちらから)。

しかしこの投資信託、実はぼったくりと言われるものが多いのです。

営業や口コミで安易に選んでしまうと、自身の運用方針と違ったり、高価な手数料を取られたり、などの危険もあり得ます。

有料会員であるため、直接その推奨ファンドを紹介することはできませんが、その選び方について、ぼったくりをつかまされない、自身の運用方針にピタッと合うものを探すコツをこの記事ではご紹介していきます。

投資信託の銘柄検索おすすめサイトはこちらから

インデックス投資信託 vs アクティブ投資信託

結論:パッシブファンド(インデックスファンド)がおすすめです。
一般的にパッシブファンドの方がアクティブファンドより運用成績が勝る傾向にある。

受動的運用投資信託
(Passive fund)
特定の指標(index)を基準(benchmark)にして、
それに連動することをめざして運用される投資信託
能動的運用投資信託
(Active fund)
特定の方針をもとに
高い成績をめざして運用される投資信託

アクティブファンドが劣りやすい理由は、単純にいうとインデックスを超えるのが難しいからです。

①まず、分析にコストがかさみます。経済状況などマクロ的な視点からの分析(Top-down approach)や企業財務などミクロ的な分析(Bottom-up approach)を行うのですが、こうした分析が多くは必要しないパッシブファンドと比べると、アクティブファンドはこの分析を行うためのコストが運用成績を落としてしまいやすいのです。

②そして、局面判断の確実性が低いことです。相場の値動きを正確に読むことは機関投資家であっても個人投資家であっても難しいのです。

一般市場連動指数 vs 賢い市場連動指数

結論一般市場連動指数を目標にすることをおすすめします。

賢い市場連動指標(smart β)・・・企業財務データで算出された指標

時価総額加重平均型指数市場全体の時価総額の加重平均で算出された指数
株価平均型指数組入銘柄の株価合計を除数で除算して求めるた指数
最小分散指数元になる株価指数のリスクを強制的に抑制した指数
企業価値加重平均型指数市場全体の財務的価値の加重平均で算出された指数
企業規模加重平均型指数市場全体の企業規模の加重平均で算出された指数
高配当指数高配当利回銘柄や連続増配銘柄を割り出した指数

一般投資信託 vs 上場投資信託

結論:一般投資信託がおすすめです。
一般投資信託→手数料同等/配当自動再投資可能/ポイント制度あり
(GTF:General-Traded Fund)
上場投資信託→手数料同等/配当自動再投資不可/ポイント制度なし
(ETF:Exchange-Traded Fund)

一般投資信託
GTF
上場投資信託
ETF
インデックス連動
手数料
スリッページ×
少額投資×
配当金自動再投資×
ポイント還元×

1つ目の理由は、手数料コストです。最近では信託報酬手数料も肉薄しています。トップを見てみれば、一般投資信託のほうが上場投資信託より低率のこともあります。一般投資信託と上場投資信託の手数料コスト差は目安として、海外ETFを含めても-0.1%~+0.1%ほどです。

二つ目の理由は、租税コストです。上場投資信託は決算毎に配当金が支払われ、その度に税金が課されます。それに対し、一般投資信託は設定で配当再投資ができるため、売却のときの課税を先延ばしすることができます。後か先かの問題だけならいいのですが、投資の複利効果で課税なければその配当金も運用ができるので、運用効率を高めることができます(検証記事についてはこちらこちらこちらを参照)。一般投資信託と上場投資信託の租税コストの差は目安として、配当利回り0.5%、税率20%として、と低く見積もっても、その積の0.1%です。

三つ目の理由は、ポイントコストです。一般投資信託は、SBI証券で投信マイレージ、楽天証券でハッピープログラム、と保有する時価総額に応じたポイント制度があります(保有ポイントについてはこちらから)。一般投資信託と上場投資信託のポイントコストの差は目安として、0.048%~0.050%です。

ここまで三つの理由をご紹介しました。上場投資信託の「手数料コスト」が0.1%に抑えられたとしても、「租税コスト」が0.1%以上あれば、上場投資信託のほうが不利となります。少なくとも上場投資信託が、「手数料コスト」で0.1%以上、「租税コスト」が0.1%未満に抑えられなければ、上場投資信託は候補にならないと言えるでしょう。さらに上場投資信託は「ポイントコスト」0.048%~0.050%が得られないのも考慮すると、一般投資信託がよいと判断できます。

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【きになるマネーセンス#228】超低コスト「MAXIS全世界株式ETF」ってどうなの?
【きになるマネーセンス#224】各証券会社、手数料無料拡大!戦国時代に突入!
【きになるマネーセンス#215】SBI証券が手数料無料化を発表!他社は追従できるか?
【きになるマネーセンス#169】ETFと投資信託の違いは?投資するならどっちがいい?

ファンドオブファンド方式 vs マザーファンド方式

結論マザーファンド方式をおすすめします。

eMAXIS Slim vs たわらノーロード vs ニッセイ<購入・換金手数料なし>

結論「マザーファンド」純資産総額「実質」信託報酬手数料を参照する。

日本国先進国新興国
債券eMAXIS SlimたわらノーロードiFree
株式ニッセイ<購入・換金手数料なし>たわらノーロードeMAXIS Slim
不動産たわらノーロードニッセイ<購入・換金手数料なし>

純資産総額→「マザーファンド」純資産総額と「ベビーファンド」純資産総額がある。多額のほうが早期償還リスクを避けやすく、運用効率が上がるために後記の信託報酬手数料の減額や、乖離率の絶対値の減少にも繋がりやすい。大本の投資先であるマザーファンド純資産総額のほうが参考になる。

信託報酬手数料→「実質」信託報酬手数料と「名目」信託報酬手数料がある。低率のほうがコストを抑えることができる。トータルコストである実質信託報酬手数料のほうが参考になる。

以下に一覧をご用意しました。参考にした各投資信託の運用報告書(全体版)のPDFをGoogle ドライブにまとめたものもご覧ください。

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【きになるマネーセンス#238】投資信託の信託報酬に惑わされるな
【きになるマネーセンス#099】純資産総額ではわからない!?投資信託のホントの大きさ
【きになるマネーセンス#093】本当にお得な投資信託の選び方

日本国債券

採用指標:NOMURA-BPI総合

つみたてNISA:対象外

マザーファンド純資産総額2020/2019実質信託報酬手数料2020/2019乖離率2020/2019SBI証券保有ポイント付与率
eMAXIS Slim 国内債券インデックス6.09 兆円
5.44 兆円
0.134%
0.149%
-0.2%
-0.2%
0.03%
たわらノーロード国内債券2.23 兆円
2.92 兆円
0.154%
0.154%
-0.1%
-0.2%
0.05%
Smartーi 国内債券インデックス0.80 兆円
0.65 兆円
0.142%
0.141%
-0.2%
-0.2%
0.05%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
0.33 兆円

0.143%

-0.1%
0.03%
iFree 日本債券インデックス
0.20 兆円

0.136%

-0.2%
0.05%

先進国債券

採用指標:FTSE世界国債インデックス(除く日本)

つみたてNISA:対象外

マザーファンド純資産総額2020/2019実質信託報酬手数料2020/2019乖離率2020/2019SBI証券保有ポイント付与率
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス1.37 兆円
1.20 兆円
0.170%
0.199%
+0.1%
+0.1%
0.05%
たわらノーロード先進国債券1.31 兆円
1.98 兆円
0.201%
0.200%
-0.3%
-0.4%
0.05%
Smartーi 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)0.30 兆円
0.31 兆円
0.220%
0.223%
-0.3%
-0.2%
0.05%

新興国債券

採用指標:JPモルガン ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ グローバル ダイバーシファイド(円換算)

つみたてNISA:対象外

マザーファンド純資産総額2020/2019実質信託報酬手数料2020/2019乖離率2020/2019SBI証券保有ポイント付与率
iFree 新興国債券インデックス0.16 兆円
0.13 兆円
0.373%
0.393%
+0.4%
-0.8%
0.05%

日本国株式

採用指標:日経平均トータルリターン・インデックス

つみたてNISA:対象内

マザーファンド純資産総額2020/2019実質信託報酬手数料2020/2019乖離率2020/2019SBI証券保有ポイント付与率
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド1.70 兆円
1.58 兆円
0.163%
0.182%
-0.1%
-0.2%
0.05%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)1.20 兆円
1.09 兆円
0.157%
0.176%
-0.1%
+2.0%
0.05%

先進国株式

採用指標:MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)

つみたてNISA:対象内

マザーファンド純資産総額2020/2019実質信託報酬手数料2020/2019乖離率2020/2019SBI証券保有ポイント付与率
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス4.37 兆円
3.37 兆円
0.179%
0.276%
+0.3%
+0.3%
0.03%
たわらノーロード先進国株式3.70 兆円
3.50 兆円
0.152%
0.261%
-0.5%
-0.6%
0.03%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
2.11 兆円

0.174%

+0.1%
0.03%

新興国株式

採用指標:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)

つみたてNISA:対象内

マザーファンド純資産総額2020/2019実質信託報酬手数料2020/2019乖離率2020/2019SBI証券保有ポイント付与率
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス0.86 兆円
0.72 兆円
0.426%
0.379%
-0.1%
+1.6%
0.05%
たわらノーロード新興国株式0.41 兆円
0.62 兆円
0.950%
0.818%
-2.9%
-1.7%
0.10%
i-SMT 新興国株式インデックス(ノーロード)
0.50 兆円

0.584%

+2.6%
Smart-i 新興国株式インデックス0.11 兆円
0.05 兆円
0.943%
0.858%
-2.90%
-0.90%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド
0.02 兆円

0.687%

-0.9%
0.05%

国内不動産

採用指標:東証REIT指数(配当込み)

つみたてNISA:対象外

マザーファンド純資産総額2020/2019実質信託報酬手数料2020/2019乖離率2020/2019SBI証券保有ポイント付与率
iFree JーREITインデックス3.58 兆円
3.37 兆円
0.325%
0.318%
-0.3%
-0.5%
0.10%
たわらノーロード国内リート0.42 兆円
0.33 兆円
0.279%
0.277%
-0.6%
-0.5%
0.05%
<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド0.23 兆円
0.21 兆円
0.274%
0.274%
-0.1%
-0.6%
0.05%
Smartーi Jリートインデックス0.25 兆円
0.12 兆円
0.203%
0.225%
-0.4%
-0.3%
eMAXISSlim 国内リートインデックス0.35 兆円
- 
0.089%
-0.3%
0.05%

国外不動産

採用指標:S&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み)

つみたてNISA:対象外

マザーファンド純資産総額2020/2019実質信託報酬手数料2020/2019乖離率2020/2019SBI証券保有ポイント付与率
<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
0.09 兆円

0.393%

-0.1%
0.05%

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