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国内生保最長の入院保障!楽天生命の「医療保険1095α」を解説します。

1095日(約3年)の超長期の入院保障がされるのは、楽天生命の「医療保険1095α」だけ。保険の役割が万が一の壊滅的な状況を救うことにあり、「医療保険は長期入院に備えられてこそ」です。長期入院の保障は重要で、この点は楽天生命「医療保険1095α」のメリットです。

公的制度には高額療養費という最強無敵のお助け制度があるが、さすがに1年以上の入院となると家計へのダメージはデカイ。だから確率は低くても長期入院は警戒すべきリスクなのだ。その意味で、1入院1,095日まで保障してくれる『医療保険1095α』は優秀だと言える。昨今の入院事情に合わせた少額の保障なんてナンセンスだ。保険は、いざというときに自分では対処できない経済的リスクに備えて加入するものなのだから。

よくある医療保険の入院保障は「入院1回60日間まで保障!がん・心疾患・脳血管疾患の入院は無制限保障!」です。ちょっと気が利いた医療保険だと、「入院1回60日間まで保障!ストレス性疾患は入院1回365日間まで保障!がん・心疾患・脳血管疾患の入院は無制限保障!」で、ストレス性疾患の入院保障が延長されます。

楽天生命「医療保険1095α」はさらにその上を行く「入院1回1,095日間まで保障!もちろんストレス性疾患も入院1回1,095日間まで保障!がん・心疾患・脳血管疾患の入院は無制限保障!」です。他社を圧倒的に凌駕してます。実質的には全ての疾病やケガの入院が無制限保障と考えてよいかと。

ちなみにですが、入院日数の平均は以下のとおりです。

全体平均:32.3日
35歳~64歳の平均:24.4日
(参考:生命保険文化センター)

上記のリンク先を参照頂けるとわかるのですが、入院日数は意外と短いです。これだけ見ると「1,095日の入院保障なんてムダじゃん!60日間保障で十分じゃん!」と思ってしまいますが、あくまでこれは平均。

脳血管疾患は平均からしても入院が長引きますし、がんも部位や症状によっては長期入院となることもあります(水泳の池江璃花子さんは10か月入院されたそうです)。メンタル疾患・神経系疾患も入院が長引きます。鬱病が入院するほど重症化することも稀ですが、こじらせてしまうと長期入院は珍しくありません。統合失調症は日本人の100人に1人弱が罹ると言われていて、その入院日数平均は570.6日。アルツハイマーも罹ってしまえば退院できずにそのまま病院で亡くなることが少なくありません。

B

楽天生命の医療保険1095αでは、他の医療保険では見られない大きな特徴を持っています。それは「1入院でも1,095日まで保障してくれる」というところです。これについて何が良いのかがピンと来る方は少ないかと思いますが、通常の医療保険では「1入院60日まで、通算で1,095日まで」という保障内容となっていますので、その内容の場合は1回の入院では60日までしか保障してくれないのです。

また、1回入院したら180日経たないと新たな入院として認められないため、短い期間中に2回入院しても1回の入院とみなされ、60日限度になってしまうというパターンもあります。このように、実は医療保険は長期の入院に対応できていないのがほとんどなのですが、楽天生命の医療保険1095αは1入院でも1,095日も保障してくれるため、3年間という超長期入院まで対応してくれるのです。

最近は医療の発達により、入院日数は年々少なくなっています。3年間ずっと入院するという事態になることはほぼ考えられないことではありますが、精神疾患や脳血管疾患の場合はかなりの長期入院になる可能性もありますので、その場合の入院費用などのお金の面での心配が減るのはありがたいですね。

C

平均在院日数が短縮化している昨今、入院しても1〜2ヵ月で退院できることがほとんどだ。事実、厚生労働省の患者調査によれば、8割の人が30日以内に退院し、9割の人が50日以内に退院している。入院しても1〜2ヵ月で退院できるのだから医療保険の必要性は低いというのがうさたんを含む医療保険不要論者の考えだが(そ、そうだよなみんな?)、運悪く残り1割に入ってしまうと1年以上の長期入院もあり得るわけだ。

D

通常の医療保険では「1入院あたりの上限」は60日、90日、120日などが多いが、それが1095日まで保障されるのが本商品。その分、保険料は割高だが、保障内容が良いので仕方ない。率直に良い商品だと思う。この商品はある意味では「医療保険の完成形」だろう。

従来の「60日型」などでは、「入院が60日以上になったらどうするの?(60日までしか払われないため)」という構造的な欠陥があった。そのため、「短期入院であれば入っていなくても貯金で賄える。むしろ60日を超える長期入院をした時こそ保険が重要。」という意見は昔から根強くあり、これらの課題に対して、現在では「就労不能保険」が有効とされる。

就労不能保険であれば、入院の有無に関わらず「働けない状態」であれば給付が受けられるのだが、医療保険とは「別に」加入しなくてはならず、保険料の負担がハードルとなる。「医療保険1095α(アルファ)」であれば、「入院している」という条件付きだが、就労不能保険の機能があると言って良いだろう。また、この商品に入っておけば、老後、認知症などで、何年も病院に入院しているなどという状況でも、1095日、つまり「3年間」も給付金を受取れるため、周りの家族にとってはありがたい。

「医療保障の本質」を突いている商品だと思う。

E

「医療保険1095α(アルファ)」は、1入院が1,095日と、現在販売されている医療保険の中でも突出した長期サポートとなっている終身医療保険です(10年の定期タイプとしても契約可)。被保険者が再入院を繰り返す事態になっても、入院の途中で入院サポートが途切れることはまずありません。

また、日本人の死因の上位を独占する、がん(悪性新生物・上皮内新生物)、心疾患、脳血管疾患による【三大疾病】が原因で入院した場合、支払日数は無制限になることも魅力です。

契約年齢は被保険者が0歳(ただし、申込時点で生後90日経過が条件)でも加入可能です。そのため、お子さんが生まれたときに、子供の病気・ケガの長期入院に備えて保護者が保険契約を締結するのも有効と言えます。

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